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スケジュール
○ルクソール西岸観光(レンタサイクル)
- ・メムノンの巨像
・王家の谷
・カーター・ハウス
・ハトシェプスト女王葬祭殿
・ラムセス2世葬祭殿(ラムセウム)
・王妃の谷
・ラムセス3世葬祭殿(メディネト・ハブ)
○寝台列車でカイロへ
この日はナイル川を渡ってルクソール西岸の遺跡観光です。レンタサイクルで遺跡を自転車で周るのが有名だったので、これで行くことにしました。そして夜は寝台列車を使って夜を利用してカイロに戻るというスケジュールでした。
太陽の沈むナイル川西岸は古代エジプト人にとってあの世がある場所。その奥深い谷の中に何十人もの王の墓がある王家の谷があります。その王家の谷の中で財宝と共に見つかったのがツタンカーメンの墓、これももちろん見てきました。そしてそのツタンカーメンの墓を1922年に見つけたハワード・カーターの当時の家も博物館となっていたので見てきました。
しかしゲストハウスで自転車を借りたのですが、これは大失敗でした。使い古した自転車だったのでキコキコいいながらの自転車の旅です。きつい道のり、すごく疲れました。タクシーチャーターするのが正解でした。
朝食
この日の朝食はこんな感じ。
冒険前のひとかけのパン、なんてイメージすればこんな朝食もとっても素敵に見えるでしょう・・・なんちゃって。
それではレンタサイクルを借りて出発です。
ルクソール駅
でもまず最初にルクソールの駅に行きました。
この日の夜は寝台列車を使ってカイロに行きたいので、寝台列車のチケットを取ってから行こうと思ったんです。
私:今晩の寝台列車のチケットください。
窓口の人:Today is full!
私:いっぱいなんですか?
窓口の人:そうだよ。忙しいから後にしてくれ。
私:寝台列車は何時に出発なんですか?
窓口の人:7時
私:7時なんですね。
窓口の人:8時
私:本当に8時なんですか?
窓口の人:9時だよ。9時。次、次―。。。
かなり殺意がめばえました。
事前に調べてきたのは寝台列車は9:30発で、そして窓口でチケット買うよりもチケットなしで乗っちゃって中で清算した方が安いということだったんです。でもチケットは先に買ってしまおうかと思っていたですが。。。まぁいいや、夜乗り込めば何とかなるだろうと思い後にしました。
フェリー乗り場
そしてフェリー乗り場からナイル川を渡り西岸に向かいます。
ナイル川は長さでいえば6500kmと世界最長の川ですが川幅は500mぐらい。のんびり進んですぐ着きます。
そしてキコキコと自転車で遺跡に向かっていきます。
しかし、チェーンが途中で何度もはずれました。チェーンをカバーするプレートも何度もはずれてそのたびにチェーンが当たってガリガリガリと音を出したりとほんと残念な自転車でした。。。
キコキコ。。。この後ろの山なのですが、良く見ると。
人工の穴が見えます。早く行ってみたいです。
そして、遺跡全体の入口にあるメムノンの巨像を見た後、チケット売り場で
いくつかのチケットを買い、そして王家の谷に向かいました。キコキコ。。。
走りながら途中何人ものタクシーに声をかけられました。
「その自転車はノーグッド。バイクに乗りな。」
「ヘイ。タクシー乗ってけよ。このタクシーの上にその自転車乗せて上まで連れてくよ。」
「王家の谷まで15kmもあるんだよ。悪いこと言わないからタクシー使いな。後悔するよ。」
などなどです。
最初に交渉するならまだしも、この状況で乗ったらいくらと言われるかも心配だったし、というよりも、意地です。サイクリング好きだからお前のタクシーはいらないよ、と訳の分からない説明でこぎ続けました。キコキコ。。。
途中3つの日本人グループに追い越されました。レンタサイクルやるのは日本人だけなのかもしれないです。
途中追い越された日本人に自転車姿を撮ってもらいました。
王家の谷
そして王家の谷に到着です。
王家の谷はこの奥の山にあります。
王家の谷の中はNo Pictureゾーンで本来はカメラを預けて入ることになります。でもカメラを預ける所では「別に持ってってもいいよ、その代わりバクシーシをよこしな」というので2人に5エジプトポンドづつを渡して中に入りました。
※以降ここでは写真についてはノーコメントです。
王家の谷には60以上の王の墓があって、入場料に3つの墓の見学が含まれていました。私は最初トトメス3世、ラムセス9世、ラムセス4世の墓に入ろうと考えていたのですが、トトメス3世は今は入れないしラムセス9世は小さくておもしろくないから、⑭タウセルト王妃、⑪ラムセス3世、②ラムセス4世がいいよと言われたのでこれら3つに行くことにしました。
※丸付きの番号は墓に番号が振られていてその番号です。
また⑨ラムセス6世と62のツタンカーメンの墓は別料金で、そのチケットも買って中に入りました。
墓の中はどれもすごかったです。
通路はどれも一直線で坂を下りながら奥に進んでいくようにできています。そしてところどころ脇に小部屋があったりとしたのですが、壁一面にはカラフルなレリーフがありました。そして突き当たりの部屋に石の棺が置かれている、そんな作りになっていました。
そして1922年にハワード・カーターが発見したツタンカーメンの墓も見てきました。中には棺とツタンカーメンのミイラがありました。仮面などはついてなくてミイラ本体のみ、胴体は白いシーツでくるまれた状態でガラスケースに置かれていました。がらんどうだったけどここに財宝が収まっていたっていう部屋も見ました。
ちなみに混んでるかと思ったら誰もいなかったです。監視員とその中で私一人でじっくり見物しました。ていうか王家の谷全体お客さんそんなにいなかったです。
ちなみに⑨ラムセス6世と②ラムセス4世の墓の監視員はやる気なくて寝てました。あらあら。。。
そんな王家の谷を見た後はツタンカーメンの墓を発見したハワード・カーターの家に向かいました。
帰りは楽チン、下り坂です。
カーター・ハウス
カーター・ハウスでは、ハワード・カーターが使っていた当時の書斎、寝室、現像室などがそのまま残っていて、壁にはツタンカーメンのレントゲン写真なども飾ってあったりしました。
そんな書斎で記念写真をとってもらったのがコチラです。
その後もコキコキと自転車をこぎながら遺跡を周りました。
ルクソール西岸その他の遺跡
○ハトシェプスト女王葬祭殿
○ラムセス2世葬祭殿(ラムセウム)
○王妃の谷
王妃の谷は遺跡の中は写真NGですが外はOKでした。王家の谷も細かくは異なりますがなんとなく似た感じです。
○ラムセス3世葬祭殿(メディネト・ハブ)
とこれらを回ったらもう5時となってしまい、西岸観光終了です。
またフェリーで東岸に渡り、ゲストハウスに戻ります。
夕食
ゲストハウスでリュックを引き取った後は、夜の列車を目指す前に食事です。
今度は現地のハンバーガーショップに入りました。
チーズバーガー、でかかったです。全部食べきれませんでした。。。
寝台列車
食事が終わってルクソール駅に行き、再度窓口に行ってカイロ行きの寝台列車に乗りたいと伝えたんです。
そうしたら1名なら席ありますということで、無事チケットを買う事ができました。
列車の出発時刻は22:15。時間は2時間近くあったけど、もう疲れきってました。駅のホームでぐったりとして待って過ごしました。
時間通りに列車はやってきました。
翌日カイロですれちがったので分かったのですが、私の席は韓国人ツアーのコンダクターとの相席でした。寝台列車は沢山の人が乗り込んでいて、本当に席がいっぱいだったみたいです。4人組の日本人をホームで見かけたのですが、彼らは寝台列車が取れず別のローカル線に乗り込んでカイロに向かっていました。席を取ることができてほんと良かったです。
そして出発前、駅の横の店で買っていたビール(7エジプトポンド)を飲み、寝ました。
エジプト旅行 7日目(5/4)カイロ散策 に続く
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