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スケジュール
○アスワン観光
- ・イシス神殿
・切りかけのオベリスク
○ルクソールへ移動
○ルクソール東岸観光
- ・ルクソール博物館
・ルクソール神殿
・カルナック神殿
○ホテル
- Little Garden Hotel
この日は午前中にアスワンで見たい最低限の所を見て、その後ルクソールへの移動です。そしてルクソールもナイル川東側の遺跡を回ってきました。
ルクソールはエジプト紀元前15世紀から紀元前11世紀にかけての新王国時代の首都テーベがあった所。遺跡がすごく多くて、ナイル川の西側東側それぞれに遺跡がありました。東岸は日の昇る方角であることから生を象徴する神殿があり、西岸は日の沈む方角であることから死を象徴する墓があります。これらテーベ周辺の遺跡が「古代都市テーベとその墓地遺跡」という世界遺産に登録されています。ちなみにアブシンベル神殿のラムセス2世やツタンカーメンがいたのもこの時代です。
朝食
朝起きて今までにないゆったりとしたホテルの朝食。
焼き立てのパン、あったかいゆで卵。
この朝食が一番おいしかったです。
そしてチェックアウトしてリュックを預け、タクシーを捕まえに駅に向かいました。
夜とは違い、落ち着いて歩くことができました。
アスワン駅でタクシーを捕まえました。
イシス神殿、切りかけのオベリスクを見てまた駅で戻るのに交渉したのが100エジプトポンド。やっぱりガイドブックより高いです。
イシス神殿行きフェリー
最初にやってきたのがイシス神殿。
入場料は規定の通りなのですが、フェリー乗り場ではまた値段で交渉です。
ここもボールペンを見せびらかして交渉しました。
「ボートは遺跡1時間滞在で往復100エジプトポンドだよ」
私:オフィシャルの価格は50ポンドだろ。50で連れてってよ。
「いや、100だ。」
私:このボールペン。メイドインジャパンだよ。50で良いだろ?
ボールペンが欲しそうな顔つきです。
「80だ。」
私:もう一本あるよ。じゃ、70で。
「分かった。」
100均で3本100円で買った4色ボールペン(実はメイド・イン・チャイナ)、それでもぼったくられているのは分かってても交渉には有効です。
イシス神殿
イシス神殿は新王国時代の紀元前15世紀から古代ローマ王国の紀元6世紀にかけて増築して大きくした神殿で、エジプト神話の女神イシスを祀った神殿なのだそうです。
大きな建物と、そしてきれいなレリーフ。
遺跡みながら学生だった頃にやったゲームのイースを思い出しました。
※ただ、イースの舞台はフランスのイスという所なんですよね。。。でも石柱があって、大きな神殿があって、素敵なレリーフ、雰囲気はすごく似た感じでした。
切りかけのオベリスク
次に寄ったのが切りかけのオベリスク。紀元前15世紀から紀元前10世紀にかけての新王国時代にオベリスクを作成するつもりで切り出していたものが途中でヒビが入ったために捨てられたものなのだそうです。
オベリスクというのは神殿に建てられたモニュメント。この後ルクソールの神殿では完成形のオベリスクも見てきました。
この日のタクシーのドライバー
ドライバーはこの後どうするっていうので、「駅から電車でルクソールに行くよ」と伝えたのですが、「電車は3時過ぎないと来ないよ。アスワンハイダムやその他いろいろなところがあるから回ったらどうだい」としきりに勧めてくるのです。
でも早くルクソール行ってこの日のうちに少しでも遺跡周っておきたいのです。それに言われた電車の時間も本当かどうか分からないから駅で待ってるので構わないと伝えたんです。
でも、「電車じゃなくて乗合バスがいいよ。10人そろったら出発、10人そろったら出発だからすぐ出発するよ。料金も30エジプトポンドだからそんなにかからないし、3時間で行けるよ。」というのです。
なのでホテルでリュックを回収して、ルクソール行きバスのバスステーションに送ってもらうことにしました。
バスステーション
バス停のやり取りはタクシーのドライバーがやってくれました。ルクソール行きバスを探してくれてバスの運転手にルクソールで降ろしてくれというところまで伝えてもらいました。
タクシー料金100エジプトポンドはガイドブック見る限りアスワンで丸一日タクシーをチャーターする値段と書いてあるので、半日でこの値段は結構いい値だったんだと思います。バスの案内もしたからもっと出せと言われたけど、100ポンドなんだから後はボールペンでいいだろと渡したらOKと言ってくれました。
そしてバスでルクソールに出発です。
バスが、、、あ、暑い。。。
空調もないし、蒸して密集した40度はあるであろう車内。だらだらと大量の汗・・・
車内で待たされた20~30分ぐらいの間がほんと長い間に感じました。
でも走っている間は涼しい風が入ってきて快適でした。
ナイル川のほとりを飛ばします。
砂漠の一本道をものすごいスピードで飛ばします。
舗装工事中の道もところどころにあってそこはがたがたと走ります。
バスの乗ってる間、隣の席の人達と仲良くなって写真を撮ったりして過ごしました。
砂漠のハイウェイは猛スピードで抜けましたがその他は川沿いを走ったり、何か所か町を通過したりとしました。
そして3時間かけてルクソールに到着です。
ルクソール駅
ルクソールのバス停から列車の駅まではずいぶんと遠くにあったのですが、歩いて駅まで向かいました。
のどかな感じです。
ホテルは駅から500m程とちょっと離れてたけどネットでレビューのコメント見て評判の良かったLittle Garden Hotelを選んでいました。
いつも旅行中に泊まるような慣れた感じのお部屋です。
ホテルに着いた時3時を回っていたんですが、この日のうちに東側の遺跡(ルクソール博物館、ルクソール神殿、カルナック神殿)をできるだけ回っておきたいと思って受付に相談しました。
3つとも5時までだけど、カルナック神殿は夜にショー(音と光のショー)があるから最初にルクソール博物館とルクソール神殿を見て、夜ショーを見に行けば今日中に回れるんじゃないかというのでそのルートで見に行くことにしました。
ルクソール博物館
急いで準備をしてタクシーでルクソール博物館に向かいます。
ルクソール博物館には沢山の石像やミイラがありました。大体はテーベ(今ではここルクソールのこと)が首都だった新王国時代のものだそうです。
この日博物館はがらがらで私以外誰もいなかったのですが、ここで巡回している警備員に、「写真撮っていいよ。でもマネージャに見つかると首だからこっそり内緒ね。」って言われたんです。
ルクソールはかなりの場所がNo Pictureなのですが、大体の場所がこんな風にごにょごにょした感じでした。
写真はお見せできないです。ごめんなさい。。。
最後バクシーシをちょうだい、小銭で良いよというので、握手と同時に10エジプトポンド札を渡して立ち去りました。
ルクソール神殿
博物館を出た時はもう4時半を回っていました。ルクソール神殿は5時までと聞いていたから、ひょっとしたら入れないかなぁと思ったのですが、無事入ることができました。しかも5時を過ぎてからでもツアーの人達が沢山入ってくるし、結局のんびり6時頃まで中で過ごすことができました。
博物館は5時ぴったりで閉館だからと念を押されての入場したのでこの順序で周ったのは正解でした。
1枚目の写真が高さ25mのオベリスク。アブシンベル神殿と同じラムセス2世が建てたものです。
2枚目の写真は2体ともラムセス2世。3~5枚目は神殿中の様子なのですが、そのうち5枚目のがツタンカーメンとその王妃。最後の6枚目の写真が入口参道です。
ここでも動画を撮りました。
夕食
そして博物館と神殿を見た後は一旦ホテルに戻ります。
戻りがけ、夕食を食べました。
ここで食べたのはエジプト料理でKofta + rice、30エジプトポンド(400円ぐらい?)でした。
そしてホテルに戻ったのですが、ナイトショーまではまだ時間があったのでホテルのインターネットを使って日記を書いたりして過ごしました。
カルナック神殿 音と光のショー
そしてナイトショーです。タクシーは片道20ポンドで往復40ポンドでお願いしました。ホテルでタクシーを頼むと大体は待ち時間は料金に含まれずに終わるまで待っていてくれます。
さてさて、到着です。
ショーはガイドブックそしてホテルの人にも確認してて英語の時間に合わせていたんです。まぁ何とかがんばって聞いてみようと思ってたんです。
警備員:今日はフレンチです。
私:アイ キャント アンダースタンド フレンチ。。。
警備員:大丈夫。トランスレーターあっちで借りて来い。
ということでトランスレーター借りてきました。
しかも日本語、良かったです。
ショーは神殿の中を歩きながら、像があるところや通路の途中などところどころのチェックポイントで止まって解説を聞いながら進んでいきます。
ライトアップされたオベリスク、レリーフ、石柱、すごく良かったです。
さらにこの日は満月で神殿を照らす満月もきれいでした。
最後のチェックポイントでは椅子に座って、石壁をスクリーンにした映像があって解説を聞きました。そして満天の星空、素敵でした。
ショーが終わって帰り際、動画を撮りながら歩いて出口まで向かいました。
椅子に座ってスクリーンを見ている時、空で流れ星を見ることができたんです。すごくうれしかったです。
エジプト旅行 6日目(5/3)ルクソール一日観光 に続く
はじめから見る
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